インプラント

インプラント

Implant

インプラント

インプラント

インプラントとは

インプラントとは、歯を失ってしまった所に、新たに歯を作るための治療法です。歯ぐきの中の骨(歯槽骨)にチタン製の杭を埋入し、それを土台に新たな歯を作ります。

インプラントの特徴

インプラントの特徴

歯を失ってしまった場合、再度噛めるように主に3つの方法で治療を進めていきます。取り外し式の入れ歯(義歯)、両隣の歯を削り支台歯として使用するブリッジ、歯槽骨を土台とするインプラントです。
インプラントのメリットとしては、隣の歯を削る必要がない、自分の歯のように噛める、などがあります。
しかし、喫煙習慣や糖尿病などが存在すると治癒が遅れ、最悪の場合、顎骨内から排出されることもあります。また、隣在歯が感染していると、そこからインプラントへの感染も考えられるため、当院では、インプラントの治療に先立ち、感染コントロールとしての徹底した歯周病治療を行っています。

料金と期間について

  • 治療期間目安

    6か月

  • 治療回数目安

    14回

  • 相談・検査・診断・治療までの
    標準料金

    440,000円(税込)

費用内訳

インプラント

インプラント手術料 ¥220,000-
上部構造 ¥220,000-

リスク・副作用について

  • ・外科手術を行って骨を削るため、局所麻酔薬を使用し、出血を伴います。極めてまれですが局所麻酔薬中毒やアナフィラキシーショックの可能性があります。
    また全身状態や血管の走行によっては、多くの出血や、内出血が起こり、極めてまれに重篤な状態に陥ることがあります。これを防ぐために、あらかじめCT撮影を行い、解剖学的構造を精査してから手術に臨みます。
    また、神経の走行によっては、下歯槽神経に触れてしまうことで、下顔面の知覚鈍麻が起こってしまうことがあります。上顎では、上顎洞底粘膜を傷つけてしまうことによる上顎洞炎が起こることがあります。これらも事前にCT撮影を行うことで、予防に努めています。
  • ・手術を行っても、インプラント体と骨がいつまでも結合せず、歯を作ることができないことがあります。術前に、そのリスク因子(歯周病の残存、喫煙、糖尿病、放射線治療の既往など)をできる限り排除し、排除できない場合には、インプラントをおすすめしません。

インプラントの流れ

歯周病の検査

01カウンセリング・治療方針の立案

患者様と歯科医師とでお時間を取り、カウンセリングを行います。その際、インプラント治療を受けるメリットとデメリット、他の治療法との比較を行い、しっかり考えていただきます。

治療計画の説明

02CT撮影

インプラント手術を行う際には、顎骨の形態や顎骨内部の状態をしっかりと把握することが必要不可欠です。当院では、提携している脳神経センター大田記念病院においてCT撮影を行います。その後、専用の3Dシミュレーションソフトにおいて、インプラントの埋入位置・深度などを決定し手術の際に使用するマウスピースを作製します。

歯石やプラーク(歯垢)を取り除く

03一次手術

インプラント体を顎骨内に埋入する手術を行います。当院では、スイス・ストローマン製のインプラント体を使用しており、術後約3ヶ月で顎骨と接合します。手術の際は、局所麻酔による除痛をしっかりと行いますが、患者様のご希望に応じて、静脈麻酔・静脈内鎮静法を使用し寝て頂いた状態で手術を行うことも可能です。

二次手術

04二次手術

結合したインプラント体の頭の部分を粘膜を切除して見えるようにし、ヒーリングアバットメントに変えます。

再発予防

05仮歯の作製

二次手術の完了したインプラント体の型どりを行い、最終的に装着する技工物を作製していきます。

再発予防

06最終補綴物装着

インプラント体の頭の部分に、院内の歯科技工所によって製作された最終補綴物を装着していきます。

実施風景

実施風景

インプラント治療は外科手術が必要になるため、恐怖心を抱かれる患者様もいらっしゃいますが、歯を抜く治療とほぼ同じような内容の手術となります。当院は、特に医療安全面に注意を払い、精度の高い治療を行って参ります。