診療体制・設備

診療体制・設備

Organization and Equipment.

診療体制のご紹介

「おいしく食べる」を
支える診療体制

お口の中が痛かったり違和感があると、おいしく食べることはできません。また、歯を失ってしまい、噛む場所がなくなってしまうと食事を摂るのもままなりません。歯科クリニックとして、まずはこのような基本的な治療をしっかりと行う体制を整えています。
歯科医師が、診療台を飛び回るのではなく、患者さんとしっかりと向き合って治療を行うため、完全予約制となっています。また歯科医師と共に診療に当たるのは、有資格者である歯科衛生士のみです。また、メンテナンスは、すべて歯科衛生士担当制となっており、個室診療室でプライバシーを配慮して行っています。
さらに、歯科診療に欠かせない、かぶせや義歯などの歯科技工物は、ほぼ全て院内で製作しています。歯科技工士が4名在籍しており、スピーディーで高精度な技工を行っています。
「おいしく食べる」を支えるには、歯科医療従事者以外の働きも重要です。食べ物を目で見て認識する、安全に飲み込む、といった分野については、リハビリ専門職である言語聴覚士が専門的に関わります。また歯科医師も、嚥下造影検査や嚥下内視鏡といった専門的な検査技術を用いて、評価を行っています。
食べ物の栄養価や形態を整える管理栄養士も重要な役割を果たします。さらに最近は、う蝕(むし歯)や歯周病は生活習慣病の側面があることが分かっており、歯科衛生士と共に、食生活アンケートの結果に基づいて関わりを持つことで、これらのリスク軽減に寄与しています。
最後に、内科医師の存在も挙げられます。全ての「食べる」ことに関するお困りごとが、歯科で解決できるわけではありません。医科も含めた多職種で、チーム一丸となって、「食べる」ことをまるごと支援する体制を整えています。

医療スタッフの紹介

設備のご紹介

他にはない「食べる」の
ための設備

これまでの一般的な従来型の歯科は、残念ながら「噛む」ことだけを中心に考えられてきており、「食べる」という大きな目標、さらにその先にある「生活」を診ることができていませんでした。
食べることは、栄養の摂取という生命活動の根源であると同時に、「食べる幸せ」という人生の喜びにも大きく繋がっています。
私たちは、食べることを次のように分けて考えています。
食べ物を見て、視覚的に楽しみ、口の中で咀嚼し、味わい、そして飲み込む。
食べたものは、私の血肉となり、生命を支えることになります。私たちは、これらのそれぞれのフェーズにおいて必要とされる設備を整えています。
具体的には、「噛む」において必要とされる歯科設備はもちろんのこと、「飲み込む」機能を評価するための、X線TVによる嚥下造影検査装置、経鼻嚥下内視鏡、舌圧測定器など、そして、その後の栄養を評価する内科医師と管理栄養士による診療体制をとっています。
これらが、バラバラではなく、ワンチームとして一丸となって診療にあたる体制・設備となっています。

診療設備の紹介